つまんないつまんない(絵本)の内容と感想は?対象年齢は何歳から?

つまんない つまんない

ヨシタケシンスケの絵本「つまんない つまんない」の内容が哲学的?

MOE絵本屋さん大賞など数々の受賞をしているヨシタケシンスケさんの『つまんない つまんない』(白泉社)の内容が哲学的だと、ちょっと変わった感じで話題になっています。

どこらへんが哲学的かと言うと、「つまんない」という、子どもがよく口にする何気ない日常の言葉を子ども自身が「どうしてつまんないんだろう。」、「つまんないって、なんだろう。」と、「つまんない」事柄や言葉を掘り下げて探求していくという内容になっているところです。

今までの絵本にはあまり見られない、面白い切り口の絵本ということですね。

糸井重里さんもコピーライターらしい表現で、その内容を絶賛しています。

「こまったな。「つまんない つまんない」がおもしろいぞ。」――糸井重里

どんな内容(あらすじ)なの?

「うーん…なんか つまんない。」

おもちゃも飽きたし、おもしろいテレビもやってない、お母さんも相手してくれない…と家の中で退屈そうにしている男の子の一言から物語はスタートします。

つまんない つまんない
出典:http://www.hakusensha.co.jp/books/9784592762102

退屈にしていると…「つまんないのってだれのせい?」、「どうしてつまんないんだろう。」、「つまんないって、なんだろう。」といった疑問を持ち始めます。

おもしろいことを探し始めたり、おもしろそうなことを想像したり、つまんなそうなことを想像したり…

つまんない つまんない
出典:http://www.hakusensha.co.jp/books/9784592762102

その後、おじいちゃんに今までで一番つまんなかったことを聞いたり、お父さんに大人っておもしろいのか聞いたり…

…といった感じで展開していく内容で、男の子が「つまんない」や「おもしろい」に対する探究心を描いた作品になっています。

最後のオチでは「つまんない」の理由がひとつだけ明らかになります!

感想や評判は?対象年齢は何歳から?

実際に読んだ感想としては、子ども向けということではありますが、どちらかというと子どもを持つママやパパにとって面白い内容だと思います。

子どもが純粋であるがゆえに、時に哲学的な発想をし、そういう疑問を大人に投げかけてくる…そういったあるある的な面白さと、普段の生活やビジネスでも使えそうな「逆転の発想」や「視点の切り替え」など、子どもの想像力にハッとさせられるような面白さもありますね。

かといって、子どもには不向きかというと、決してそうでもありません。

実際3~4歳の子に読み聞かせると、内容にはピンと来ていないようでしたが、擬音がリズミカルになっているところでは楽しそうに笑っていましたし、最後は世代関係なく笑えるようなオチになっているので、読み聞かせにも意外と向いている絵本だと感じました。

読み聞かせる時には、指差ししながら読んであげると小さいお子さんにもわかりやすいと思います。

つまんない つまんない
出典:http://www.hakusensha.co.jp/books/9784592762102

また、絵がかわいくて小さいお子さんにもとっつきやすいのと、賑わってる遊園地や公園のシーンでは、いろんな人を探したり、発見したりする楽しさがあるのも魅力ですね。

つまんない つまんない
出典:http://www.moe-web.jp/picturebook/tsumannai.html

対象年齢は3歳ぐらいからと考えて良いかと思います。

Twitterやレビューサイトなどを見ると賛否両論ありますが、ヨシタケシンスケさんの絵本はどれも本当に笑えて面白いものが多いため、他の絵本と比べて、やや否定的な意見を持つ人も多いようですね。

個人的には発想が面白く、大人から子どもまで楽しめて、想像力や考えることの大切さなどを育むこともできる絵本だと思いますので、3歳以上の子がいるママやパパ、あるいは読書を楽しさがわかってきた小学生のお子さんなんかにもオススメしたい一冊ですね♪

ただ、「つまんない」が題材なので、読み聞かせた後に笑顔で「つまんなかった!」と言われる可能性は高いです(笑)

『つまんない つまんない』の基本情報

つまんない つまんない

著者 ヨシタケシンスケ
出版社 白泉社

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