もうぬげない(絵本)が賞を総なめ!対象年齢は何歳から?あらすじと感想あり

もうぬげない

ヨシタケシンスケの絵本「もうぬげない」が第9回MOE絵本屋さん大賞など、賞を総なめ!

ヨシタケシンスケさんの絵本『もうぬげない』は、2~3歳ぐらいの男の子が、服を脱げなくなって奮闘するという日常の“あるある”をコミカルに描いた作品なのですが、その内容が面白すぎると、子育てをする家庭で評判になっているようです。

もうぬげない

『もうぬげない』は「第9回MOE絵本屋さん大賞2016 大賞」大賞(第1位)を受賞するなど、数々の賞を総なめにしています。

  • 第9回MOE絵本屋さん大賞2016 大賞(第1位)
  • 第5回街の本屋が選んだ絵本大賞
  • 第9回子どもの絵本大賞in九州「この本よかっ!!」第1位
  • 静岡書店大賞児童部門(2016年)大賞(第1位)

さらに、その内容の面白さは海外でも評価され、2017年4月に、「ボローニャ・ラガッツィ賞 特別賞」を受賞しています。

  • ボローニャ・ラガッツィ賞 特別賞(イタリア)

また、同じくヨシタケシンスケさんの絵本『このあと どうしちゃおう』は、「第9回MOE絵本屋さん大賞2016」と「2016年静岡書店大賞児童部門」で第2位を獲得しています。

同じ年にテイストの違う2作が、2つの賞レースで1位と2位を独占するとは、かなり凄いことですね。

出版社は、かわいいくまのジャッキーが人気の「くまのがっこうシリーズ」や五味太郎さんの絵本も多く出版しているブロンズ新社ですね。

あらすじ(内容)と感想は?対象年齢は何歳から?

「ぼくのふくが ひっかかって ぬげなくなって もう どのくらい たったのかしら。」このセリフで物語はスタートします。

もうぬげない

自分でで服を脱ごうとしたのに、お母さんが急いで脱がそうとしたことから、このような状態になってしまった(2~3歳児ぐらいの)子が、脱げないけど「なんとかなりそうな気もする」という理由で、ジュースを飲んだり、街に繰り出したり、遊んだり…と、奮闘するといったストーリーです。

もうぬげない

服が脱げなくて頑張る子どもに対して、とてもクールなお母さんの対応のギャップが面白く、ストーリーとかわいい絵が見事にマッチした、とにかく声を出して笑ってしまう内容になっています。

筆者の家では、パパ、ママ、長男(小4/10歳)、3歳児の家族4人が全員爆笑しました!笑

絵本の読み聞かせはたくさんしてきましたが、家族全員で爆笑できる絵本というのは本当に珍しいですね。

マンガを読むような感覚で読み進めることができるので、弟や妹のいる小学生の子でも楽しく読むことができます。

対象年齢は、実際に絵本のように服を自分で脱ごうとした経験のあり、自我が芽生え始める2~3歳ぐらいからになると思います。

子どもの「たくましさ」が描かれた絵本!

一番印象に残ったのは、この絵本の主人公は、ちょっとのことではめげない、とにかくポジティブな子だというところです。

他の子と違っててもいい!なんとかなる!という強い精神の持ち主で、実にたくましく描かれています。

「ぼくみたいなこは ほかにも いるかもしれないよ。」
「きっと すぐ みつけられるよね。」
「ぜったい なかよくなれると おもう。」

もうぬげない

服が脱げなくても気にせず、友達を探しに外に出る…

引っ込み事案な子や自閉症の子などにとっても、勇気を与えられる一冊となるかもしれません。

どんなことがあってもたくましく生きていける…強く生きてほしい…そんなメッセージを含んだ素敵な絵本だと思いました。設定は凄いですが(笑)

是非、家族みんなで読んでみてください♪

『もうぬげない』の基本情報

もうぬげない

著者 ヨシタケシンスケ
出版社 ブロンズ新社

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