ふしぎなにじ(鏡絵本)の仕掛けが素敵!内容と対象年齢は何歳から?

ふしぎなにじ

「かがみのえほん ふしぎなにじ」の仕掛けが不思議で素敵すぎると大人気!

日本テレビ系情報・バラエティ番組「ヒルナンデス」でも取り上げられた、「かがみのえほん」シリーズの『ふしぎなにじ』の仕掛けが不思議で、素敵すぎると評判になっています。

鏡面反射を利用した仕掛けで、かさばったり、壊れたりもしないのが人気の要因となっています。

作者は、「かがみのえほん」シリーズの『きょうのおやつは』と同じ、わたなべちなつ(渡邉千夏)さんです。「しかけの視覚伝達デザイン」をテーマに絵本作家として活動されている方で、本作品もわたなべさんのアイデアによるものです。

『ふしぎなにじ』は、『きょうのおやつは』とはまた違ったタイプの感覚を味わうことができます。

出版社は「ぐりとぐら」シリーズなどを手掛ける福音館(ふくいんかん)書店で、この『ふしぎなにじ』は今売れている人気の一冊でもありますね。

「ふしぎなにじ」の仕掛けと内容は?

内容から説明しますが、虹が増えたり、形を変えたりしているうちに、絡み合って、ひとつにまとまり、最後はきれいな七色の花火となってはじけ飛ぶというメルヘンチックなストーリーです。

絵は手描きのものではなく、黒や銀(鏡)の地に幾何学的な虹が描かれています。幾何学的と言うと少し硬く聞こえるかもしれませんが、そんなに硬い印象はなく、虹がテーマで、はっきりしたカラフルな色合いになっているので、むしろかわいい絵本という印象です。

そして、この絵本の一番の特徴となる仕掛けですが、鏡のような紙を利用し、絵本を90度に開くことで鏡面反射させ、様々な形の虹が鏡の向こうにつきぬけて見える、不思議な感覚になる作りになっています。

序盤では、鏡になってない側のページの境目にくっつくように描かれている半円が鏡に映って正円になり、穴が開いたようになっているところに、鏡側のページに描かれている虹が穴の向こうまで続いているように見えるという仕掛け。

ふしぎなにじ
ふしぎなにじ

中盤あたりからでは、虹と虹が知恵の輪のように絡み合って見えるページがあったり、虹がばらばらにほぐれて毛糸のように分裂して絡み合ったりします。

ふしぎなにじ
ふしぎなにじ

最後の花火のところでは、左右両方のページが全面鏡のページになっていて、それぞれのページに描かれた半分の花火が入り乱れます。

ふしぎなにじ

この絵本の最大の特徴は、角度を変えてみても同じ状況に見えるという不思議さにあります。

言葉だけではなかなか伝わらないので、是非、実際に体感していただきければと思っています。

対象年齢は何歳から?

福音館書店では、対象年齢を以下のように定めています。

  • 読んであげるなら、5・6歳から
  • 自分で読むなら、小学校低学年から

5・6歳からとしていますが、小さい子でもわかりやすいはっきりとしたきれいな色で、文字量も少なく、どちらかと言うと見て楽しむものなので、1・2歳ぐらいでも充分楽しめます。

ウチの3歳の子も「きれいな色だね~♪」などと言いながら読み聞かせてあげたら、楽しそうにしていた半面、不思議そうに見入っていましたね。

大人でも楽しめるぐらいの仕掛け絵本なので、対象年齢は特に気にせず、是非、親子で読んでみてはいかがでしょうか。

『かがみのえほん ふしぎなにじ』の基本情報

ふしぎなにじ

著者 わたなべちなつ
出版社 福音館書店

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